せっかくカメラを買ったのに、難しそうでまだあまりシャッターを切れていない…なんて方もいるかもしれませんね。でも大丈夫です。カメラには「オートモード」という、とても便利な機能があります。いわゆる全自動です。
この記事では、カメラ初心者の方がまず知っておきたい、オートモードの使い方をわかりやすくご紹介します。
オートモードって何?
オートモードとは、カメラがシャッタースピードや絞り、ISO感度といった設定をすべて自動で決めてくれるモードです。
難しい設定を一切しなくても、カメラが「この場面なら、こんな設定がいいかな?」と判断して、きれいな写真を撮ってくれます。
車でいうと「オートマチック車」みたいなものですね。
オートモードに設定してみよう
ソニー、富士フイルム、キヤノン、ニコンの一般的なカメラを例に、オートモードにする方法を見ていきましょう。実際は、機種によって少し異なりますので、このガイドラインを元にご自身のカメラのオートモードを確かめてみて下さい。
SONY(ソニー)の場合
- カメラの上部にある「モードダイヤル」という丸いダイヤルを探してください。
- そのダイヤルを「AUTO」「緑色のカメラマーク」または「A+」のマークに合わせてください。時計でいうと9時のところに合わせます。
※下の例では8時の位置にあるので、時計回りに回して9時の位置に合わせます。

FUJIFILM(富士フイルム)の場合
- 富士フイルムのカメラには、カメラの上部に「AUTO」というレバーやスイッチが付いています。
- そのスイッチを「AUTO」に合わせるだけで、オートモードになります。

CANON(キヤノン)の場合
- カメラの上部にある「モードダイヤル」という丸いダイヤルを探してください。
- そのダイヤルを「A+(シーンインテリジェントオート)」のマークに合わせてください。
NIKON(ニコン)の場合
- カメラの上部にある「モードダイヤル」という丸いダイヤルを探してください。
- そのダイヤルを「AUTO」または「緑色のカメラマーク」に合わせてください。
これで、カメラが自動で設定してくれるようになりました。
【ひと工夫】ISO感度をオートにする必要がある機種について
一部のカメラでは、オートモードにしてもISO感度(写真の明るさを調整する設定)を手動で設定したままになっていることがあります。
そんなときは、メニュー画面から「ISO感度」の設定を探し、「ISO AUTO」または「自動」に設定してください。
また、FUJIFILMの場合は、ISOの設定ダイヤルがカメラ上部にあることが多いです。そのダイヤルをAに合わせればISOもオートになる仕様になっています。
これらの設定をすることで、カメラがその場の明るさに合わせて、ISO感度も自動で調整してくれます。
同じメーカーでさえ、カメラごとに設定は異なるため、すべての設定を書くことはできません。主な考え方として学習し、自分のカメラでの設定を覚えていくようにしてください。これはカメラの学習全般に言えることですが。セオリーとして大枠を学び、個別の習得は手元のカメラでできるよう、説明書を参照できるようにしておくと学習効率が高まります。
説明書はWeb上に公開されているので、スマートフォンでいつでも見れるようにページをお気に入り / ブックマークに入れておく、スマートフォンにショートカットを作っておくなどするといいでしょう。データはPDFで印刷できるようになっていることも多いので、印刷したものを持っておくのもいいかもしれません。ただ、完全版はページ数が多いことがあるので簡単説明書がある場合はそちらを印刷してもよいでしょう。
各社の説明書の掲載されているページのリンクをまとめてありますのでブックマークしておくと便利ですよ!
オートモードで写真を撮ってみよう
オートモードに設定できたら、さっそく写真を撮ってみましょう。
- 撮りたいものにカメラを向ける
- まずは、家族やペット、風景など、あなたが撮りたいものにカメラを向けてください。
- シャッターボタンを半押しする
- シャッターボタンを軽く半分だけ押すと、カメラがピントを自動で合わせてくれます。
- シャッターボタンを最後まで押す
- ピントが合ったら、シャッターボタンを最後まで押し込むと、写真が撮れます。
このシンプルな手順で、カメラが全自動できれいな写真を記録してくれます。
オートモードのメリット
- 難しい設定が不要: カメラまかせで、誰でも簡単にきれいな写真が撮れます。
- シャッターチャンスを逃さない: 設定に迷う時間がないので、「今だ!」と思った瞬間にすぐにシャッターを切れます。
まずはオートモードで、カメラの楽しさを知ることが大切です。
オートモードでたくさん写真を撮ってみて、カメラに慣れてきたら、少しずつ手動の設定にも挑戦していけるようになります!✨
ボケを操るAモード、時間をコントロールしブレを活用できるSモード、すべてを意のままに設定するMモードと、モードを使いこなすほどに楽しさと自由度はさらに広がっていきます。
オートモードのスイッチがない場合
オートモードのスイッチがある場合が多いですが、よりプロ仕様になるとオートモードがなく、各要素を別々にオートに設定して、結果としてセミオートやフルオートにすることになります。
参考までにどんな設定になるかというと以下のような感じです。
・絞りをオート
・シャッタースピードもオート
・感度もオート
そうするとカメラが最適な絞りとシャッタースピードと感度を割り出して記録してくれます。
余談:いきなりMモード
スーパービギナーの友人知人と写真を撮りに行ったり、撮影方法を教える散歩などに行く場合は、いきなりMモードをよくおすすめします。というのも、撮りたい写真のイメージがある方の場合は、初めからMモードでスタートすると、初動は遅くなりますが、後々の伸びが大きいからです。しかしさすがにスーパービギナーにはハードルが高いかもしれません。「いきなりMモード」は設定項目が多いため、カメラなどの機器操作に強い、ものごとに慣れるのが早い方などには向いていると言えます。教える場合も、少人数でひとつづつ理解を深めてもらうチュートリアル講座とかが開催できれば可能です。
プロの中にはなんとMモードでしか撮れない、という方もいます。自分もスタジオのフォトグラファーだった頃はほぼMモードでした。スタジオは環境が固定的なのと、再現性が求められる現場なのでMモードによる設定が必須になります。逆にオートモードはほとんど使ったことがありませんでしたし、スタジオ外で気楽に撮る時もAモード × 感度オートが多いです。背景のボケをコントロールして撮りたいという志向だからです。
しかし、被写体や撮り方の方向性がまだ定まっていないスーパービギナーな方がゼロから始めるには、オートモードはまずは撮れるという楽しさを体感するステップとして有効であることが分かっています!
そういうわけですので、スーパービギナーの撮影の第一歩は「オートモードで!」
まずは自分の素晴らしいカメラで、撮影ができることを楽しんでみましょう!
しばらく撮っていると、オートモードでは思い通りに背景がボケない、ブレる、暗くなるというような、オートモードの限界に直面します。😱
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それではまた!
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