
はじめに:技術から「表現」へのステップアップ
「自分の写真、悪くはないんだけど、いまひとつ魅力に欠けるのはなぜだろう?」と感じたことはありませんか?
その「いまひとつ」の原因を突き止め、写真全体に安定感とバランスをもたらすのが、今回のテーマである「構図(こうず)」です。
構図とは、写真の中の被写体をどのように配置するか、という「写真の設計図」のようなもの。まるで、平凡な材料でも、盛り付け方一つで料理がぐっと魅力が増すように、写真も構図で劇的に変わるのです。
1. 構図とは?写真に「バランス」と「メッセージ」を与える配置の魔法
「構図」とは、写真の中に写る要素(主役、背景、線など)をどのように配置するか、その「配置のバランス」のことです。
良い構図は、ただ整っているだけでなく、以下のような力を持っています。
・主役を明確にする:見る人の視線を自然に主役に導く
・写真にリズムを作る:安定感や奥行きを与え、退屈な印象をなくす
・メッセージを伝える:「何を伝えたいか」が明確になる
もし構図を全く意識しないと、「写真のバランスが悪い」と感じる原因になり、主役がどこにあるか分かりにくく、写真全体がごちゃごちゃして見えたり、意味不明な印象になったりします。
写真を見た時に、なんともいえない「うーーーん??」とか「なんか…悪くないんだけど、もう一歩というか…?」といった煮え切らない感触が出てくるのは、この「構図」が原因だったりすることも多くあります。
2. すぐに試せる!構図の「2つのヒント」
構図にはたくさんのルールがありますが、まずはこの2つのヒントを意識するだけで、あなたの写真のバランスはすぐに整い始めます。
ヒント1:主役を「画面の真ん中」から少し外してみる
写真を撮るとき、大切なものを無意識に真ん中(ど真ん中)に置いていませんか?真ん中に置くことで素人目にも何が見せたいのかははっきりします。SNSなどではこういったいわゆる「日の丸構図」が主な見せ方になっています。見る人がそこまで注力して写真を見ておらず、「何が映っているか」が主な関心事となっているからです。
しかし、商用な被写体を真ん中に置くと、バランスが単調になりがちです。そこで以下のような微調整をしてみるといいでしょう。
・カメラの画面を意識して、主役を真ん中から少し外した場所に配置してみてください。
・これにより、写真の周りに空間が生まれ、主役に奥行きや物語が生まれると同時に、画面全体のバランスが良くなります。
この「少し外す」意識を持つだけで、あなたの写真の「いまひとつな感じ」が解消され始めます。
より詳しい構図についてはカレッジで学びましょう。
ヒント2:「線」を探して視線を導く
写真の中に「線」を探してみましょう。道、川、建物の屋根のライン、フェンスなど、自然の中にも人工物の中にも線はたくさんあります。
・この線が、見る人の視線を写真の奥へと自然に誘う「誘導路」になってくれます。
・線に沿ってカメラを構えると、写真に動きや広がりが生まれ、ダイナミックなバランスが生まれます。
この2つのヒントを意識するだけで、あなたの写真は「バランスの取れた、何かを語りかけてくる写真」に変わります。
3. ルールは「個性を磨く」ためにある
構図には、今回ご紹介した「真ん中から外すヒント」の延長線上に、「三分割法」「対角線構図」「フレーム構図」など、先人たちが編み出したたくさんの素晴らしいルールが存在します。
これらのルールは、あなたの写真を一瞬で作家らしくあるいはプロらしく整えるための素晴らしい「型」です。しかし、教科書通りに使いすぎると、個性やオリジナリティのない、退屈な写真になってしまう側面もあります。
本当に大切なことは、これらの「型」の成り立ちと意図を理解することです。なぜそのルールが美しいのか、そして、いつ、どのようにそのルールを崩せば、あなたの個性が最も際立つのかを知ることなのです。
【この講座のまとめと次のステップ】
この講座で、あなたは構図が写真に「バランス」と「深み」を与えるツールであることを理解し、「いまひとつな写真」から卒業するヒントを掴みました。
しかし、「三分割法」や、「複数の構図をどうミックスする」「自分なりの個性を出す」という実践的なテクニックがなければ、撮りたいイメージに近づけず、写真が「型にはまった退屈な作品」になってしまうかもしれません。
構図の基本ルールを徹底的に学び、それを土台として「あえてルールを破る表現の自由」を手に入れたいなら、ZEROPHOTO カレッジへの参加をおすすめします。
ZEROPHOTO カレッジ 講座05では、「三分割法」や「対角線構図」といった画面を写真たらしめる基本ルールの詳細を学び、ゆくゆくは構図を崩して個性を見つけるための基準を、一つ一つ手順を踏んでマスターします。撮影スタイルに大きな影響がでて、あなたと世界の在り方を決める構図を身につけて、写真表現や作家性をワンランク上のステージへ導きましょう。
なによりも写真は、自分自身のスタイルを打ち出せているかどうかかが、作家やトッププロと一般のフォトグラファーとの違いになります。早いうちから、ルールを意識し、それを破る姿勢を培っておくと、自分で想像もしなかった場所へ、あなたの写真が導いてくれるかもしれません。構図は特にその可能性を秘めた写真の技術です!
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